くまのめせん 004 [たたかいかたのかた]
- 2011/09/21
- PLANNING
くまのめせん、004です。
毎日の中で戦いがあります。”戦い”と聞くと格闘技みたいなイメージがありますが、
そんな派手な戦いではなく、もっと、ももっと、地味な戦いです。
例えば人との意見の違いから生まれる戦い。ダイエット中の甘味との戦い。
横断歩道をわたっている最中に点滅する信号との戦いとか。そんな戦いです。
人は、そんなものの積み重ねで日々ストレスを感じてイライラしたりするものです。
そして自分の思い通りの結果がでない場合、だいたい人のせいや環境のせいにします。
でもそんな負け試合。それは概ね戦い方が間違っている場合が多いのです。
格闘技で例えた場合。相手が身長5メートルの屈強な大男であるのに、
自分の知っている戦い方が空手チョップしかない為にずっとチョップで挑んで
惨敗するという結果。そんなわかりやすい画を頭に浮かべて考えると
「そりゃないでしょ。アホアホマンだね」と理解しやすいですが
それが親と子供、上司と部下、先生と学生のような戦いで捉まえてみると
案外先ほどの例と同じ構図で戦っていたりするものなのに、
自分ではその戦い方の悪さに気がついていないのです。
さて。そんな戦いの方法。押して駄目なら引いてみる。それでも駄目なら横にスライドさせてみる。
それでも駄目なら爆破してみる。それでも駄目なら呪文を唱えてみる。それでも駄目なら…
とまぁ、いろいろな方法はあります。まずは意識してこの戦い方のバリエーションを色々と試して
みることをオススメします。一通り試してみると自分に合った戦い方がある程度絞られてきます。
これ、結構楽しい作業です。みなさんも戦い方の「型」を模索してみてください。
競争。試合。勝負。そこには勝ち負けがあります。だけどタイミングも運も関係してきますので、
勝ち負けは優劣とは直結しません。そのことを理解した上で、戦いを楽しめるかということは
かなり重要です。ナンバーワンとかオンリーワンとか結果の話ではなく、ゲームとして
プロセスを楽しめるかどうか。そこをビビってゲームできない、ゲームなんて面倒くさくって
やってられないって捉えている人が増えてきてるように感じます。
確かにゲームをしない方が平穏無事に暮らせるのかもしれないですが、
挑まないってことは自分の中の可能性を潰していくことになるので、結果自分に対して
「負け」だと思い込んだ方がいいと考えます。
さて。今日も戦います。フンっ。