ひと味違う

  • 2011/11/18
  • GAME

企画、グラフィックを精華大生が、
プログラミングを京都コンピュータ学院(KCG)生が、
という座組でスタートしたゲーム制作の授業。

 

普通のゲーム開発会社においても、
プランナーやグラフィッカーとプログラマーは、
何かとぶつかるもんです。
(いい意味でも悪い意味でも)

 

この授業でもご多分に漏れずそれは起きるのです。
プログラミング知識のない精華大側からは、
「何を用意すればプログラムしてくれるの?」
「どういうデータ形式で渡せばいいの?」
それに対しKCG側からは、
「仕様が固まっていないのに組めるわけがない」
「スケジュール管理が甘すぎる」
など、出るわ出るわ。

 

キーマンが一生懸命二者の間を取り持って、
メールやSkypeを駆使して纏めていくわけです。

 

これがいい勉強になっているんですね。
要はコミュニケーション。
自分の考えを言葉にして伝えなければならない。
しかも分かりやすく、心証良く。(←ここ大事)
相手を尊重した上で、内容を整理して、言葉を選んで伝える。
社会においてとても大切なことを今学べるんだから、
幸せなことだと思います。

 

ま、幸せと感じている余裕もないほど現場は大変なんですけどね。

 

 

※授業中、何かしらのリリース用写真撮影

 

<余談>
最近iPhoneで毎日ちまちま遊んでいるのが『ゾンビカフェ』。
ベースはレストラン経営シミュレーションなんだけど、
普通に料理を作ってお客さんに提供しお店を大きくしていく、
というだけだったら飽きてしまうかもしれないところに、
「ゾンビ」というものが乗っただけで一段階深い味になっている。
お店に来たお客さん(人間)を感染させてゾンビ化し、
そのゾンビを店員として働かせる。
ゾンビ店員は酷使されるとお客さんを食べてしまう…。
普通味に一味足して美味しく仕上げたゲームなんですね。


line

Back to top