いよいよ3年目

  • 2011/07/29
  • GAME

こんにちは。
ゲームの授業をやっている猿楽庁の橋本です。

 

ゲームの授業と言っても、
ゲームの歴史やゲーム業界の仕組み等を講義するのではなく、
「みんなで一緒にゲームを作ろう!」という感じの授業です。
講義というよりは実習に近いですね。
今回は、この授業を始めるまでの経緯を簡単に書きます。

 

ボクは2007年に『アルキメDS』(NintendoDS)というソフトを
制作、販売しました。
このソフトはたった5人で、寝ないで、自腹で(笑)、
わいわい言いながら作った異色のゲームなんです。
(興味のある人は是非遊んでみてください!)

 

そのソフトの発売直後、精華大学の先生から制作スタッフに、
「このゲーム面白そうだから学園祭で何かやってよ!」
という、とてもありがたい無茶振りがありました。
もちろん快諾して、2007年の「木野祭」にお邪魔して、
当時1回生の学生たちとイベントをさせてもらいました。
これが縁で翌年からゲームの授業が始まったんです。
集合写真

 

ボクは普段、ゲームのチューニングというものを仕事にしています。
企画書をチェックしたり、発売前のゲームをプレイして、
「こうしたらもっと面白くなる!」
というようなアドバイスを制作者にしているんですね。
そういうスキルを授業で活かすようにしています。

 

とは言え、ボクはゲーム制作者じゃないから、
ゲーム作りのプロにも入ってもらわなきゃということで、
『クロノトリガー』や『moon』、『ギフトピア』、『ちびロボ!』等、
数々の名作を手がけてきたRoute24(ルートニシ)の西さんと一緒に
やっていくことになったのです。
西さんが企画、ディレクション面を、
ボクがゲームバランスやクォリティチェック面を、
それぞれ教える(一緒に考える)授業なのです。

 

この授業の面白さや大変さ、
この授業を通して学び感じてほしいこと、
秘密がいっぱいの今年の授業内容などなど、
これから少しずつ書いていきますね。
お楽しみに。

 

授業風景


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